ユビキタス

ユビキタス (Ubiquitous) とは、それが何であるかを意識させず(見えず)、しかも「いつでも、どこでも、だれでも」が恩恵を受けることができるインタフェース、環境、技術のことである。 ユビキタスは、色々な分野に関係するため、『ユビキタスコンピューティング』、『ユビキタスネットワーク』、『ユビキタス社会』のように言葉を連ねて使うことが多い。現在「ユビキタス」の厳密な定義は出されていないが、標準化団体であるW3Cでは2006年、「ユビキタス」に関するワークショップを設立し、国際基準の規格化に乗り出している。2007年4月には、日本での活動が展開されている。

◇ユビキタスコンピューティング
 コンピュータということを人に意識させないで、人の生活を支援する技術、環境。
 コンピュータ本体だけでなく、各種デバイス、端末を含む。
◇ユビキタスネットワーク
 コンピュータ同士が自律的に連携して動作することにより、人の生活を支援する技術、環境。
 開発中の技術(センサーネットワーク等)だけでなく、既存の技術(インターネット、Web2.0)を含む。
◇ユビキタス社会
 ユビキタスの技術により、人が人らしく支援を受ける社会。
 ユビキタスネットワーク社会、ユビキタス情報社会と表現する場合もある。

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