Sentinel HASPのプロテクションが一部アセンブリコールで障害となる?

FlexGrid5を利用したVb.netアプリケーションをSentinel HASPでプロテクションをかけて実行した場合、
「Common Language Runtime detected an invalid program.」
というメッセージで続行不可能な状態に陥る。
CLRにうまく命令が渡されていないようだ。

Sentinel HASPはバイナリレベルでプロテクションをかけることができる。ソースコードに認証ロジックを記述することによるセキュリティ面での脆弱性を回避できるわけで、この便利さは魅力だ。アプリケーションに書きこまれている重要な情報を逆アセンブル等で盗まれる心配も減少する。

ところが肝心のプロテクション機能が安定しないようでは使うことができない。

このプロテクションはメソッド単位でかけられるので、機密性の高いコードはメソッドレベルで纏め、これに対してプロテクションをかけ、アセンブリコールを含むメソッドのプロテクションは避けるのが賢明のようだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です