2008以降のVisualC++で作成するアプリケーションはドッキングフレームU/Iを標準装備している。アプリケーションウィザードでApplication typeにSingle documentもしくはMultiple documentsを指定すると、まるでVisual Studioのような外観のアプリケーションを作成してくれる。このようなツールを公開してくれたことを大変感謝したいのだが、ちょっと気になる動作がデフォルトで設定されている。Multiple documentsでTabbed documentsを指定して作成したアプリケーションを実行してみるとドキュメントの数だけタスクバーにアイコンが表示されるのだ。要はExcel風になる。これはちょっと嫌である。通常のアプリケーションと同様に起動数に等しいタスクバーのアイコンにしたい。
このような場合は以下の個所を修正する。
[場所]
アプリケーションクラスのInitInstance関数
[修正]
EnableTaskbarInteraction();
↓
EnableTaskbarInteraction(FALSE);
※VisualC++2008の場合は別途「VisualC++2008 Feature Pack」が必要のようです。