Zend FrameworkのMVC機能では、symfonyなど他のPHPのMVCフレームワーク同様にドキュメントフォルダにある「index.php」が、まずすべてのリクエストを受け付けています。この「index.php」は「フロントコントローラ」と言い、MVCのCに値する部分の総元締めと言うべき存在です。そこで必要となる処理が判断され、該当する「アクションコントローラ」に以後の処理が受け渡されます。アクションコントローラとは、実際にリクエストに対する必要な処理(アクション)を実行する存在です。
また、リクエストの内容を判断して受け渡し先を決定する処理を「ルーティング」、実際の受け渡しを「ディスパッチ」と言います。