Androidで最も広く利用されているバージョン

Froyo(バージョン2.2)23%
Gingerbread(バージョン2.3)73%
Honeycomb(バージョン3.0)
Ice Cream Sandwich(バージョン4.0)

最新の調査によって、現在利用されている Android スマートフォンの73%には同じバージョンの OS が搭載されていることがわかった。バージョン 2.3「Gingerbread」だ。この調査結果を見る限り、Android OS のバージョン断片化問題は、世間で騒がれているほどのものではなさそうだ。
Android OS バージョンが多すぎることは、アプリ開発者にとって最大の課題と言われてきた。現在市場に出回っている Android OS のバージョンには、バージョン2.2「Froyo」、バージョン2.3「Gingerbread」、バージョン3.0「Honeycomb」、バージョン4.0「Ice Cream Sandwich」がある。さらに、iPhone とは異なり、Android デバイスには様々なスクリーンサイズの機種が存在している。
このことは、開発者がアプリを作成するときの課題となっている。どのバージョンの OS 、どのサイズのスクリーンを開発ターゲットにすれば利用者に選んでもらえるのか、判断するのは困難だ。利用者側も、どのバージョンの Android OS が搭載されたスマートフォンを選べば失敗しないで済むのか、わからないという人が多い。
今回 Localytics によって実施された調査では、同社は Android デバイスの利用状況を独自のソフトウェアを利用して解析。バージョン2.3 「Gingerbread」が最も広く普及している Android OS のバージョンで、シェアは73%だと公表した。これに次ぐのはバージョン2.2 「Froyo」で、シェアは23%だった。同社はこの調査結果について、次のようにコメントしている。
「Android アプリの開発者は、この2つのバージョンを主なターゲットとしておけばほぼ間違いないだろう。Gyngerbread と Froyo で、Android エコシステム全体の96%をカバーすることができる」
また、同社は Android デバイスのスクリーンサイズも解析。その結果、Android スマートフォンの 41% が4.3インチのスクリーンサイズを採用していると公表している。解像度としては、800×480を採用した機種が最も多く、全体の62%を占めた。
調査結果の中で興味深いのは、Android タブレット端末のスクリーンサイズだ。全 Android タブレットのうち74%が解像度が1024×600で、サイズが7インチのスクリーンを採用していた。実際、現在タブレット市場を牽引している Amazon の Kindle Fire や Barnes & Noble の Nook のスクリーンサイズはどちらも 7インチ。また、Samsung の Galaxy Tab の主要モデルも多くは7インチスクリーンを採用している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120202-00000006-inet-mobi

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